ダニ取り

学生と一緒にハダニとりをしてきた。筆山から宇佐、伊野まで回って12,3種の収穫があった。しかし、暑い!伊野の道の駅の上でも31度あった。もっとも、暑いほうがサンプリングした気になる。帰りは三時ごろになって、バイパス沿いでラーメンを食べた。細麺であっさり塩味で、疲れた胃に沁みた。たまには机を離れて野外に出たほうが、考えが凝り固まらなくてよいようだ。

 

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横浪半島

 

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むくのき。ムクノキハダニがつく。この虫の生態はよくわかっていない。

 

 

 

ズボンが苦手

正確に言えば店頭でのズボン選びが大の苦手である。正直、どれも同じに見える。

 

今日も五年ぶりくらい、試着で一着合わせて、ちょっと股下が長いくらいで裾上げも面倒だったので「じゃあそこに並んでるやつ全部ください」(人生におけるズボン選びの回数を最少化するため)と言ったら、店員さんが慌ててサイズはほんの少しずつ違いますから裾上げしますとか言うので、これ全部裾上げなんてありえないので、「じゃあこれ一着でいいです。裾上げもいらないです。」と言ってしまった。

 

かくて、最速で買い物をして、欲しくもない色のズボンを買い取る羽目になった。どうせ丈が長いなら色くらいは選べばよかった。

 

妻が店員さんに、すそ上げしてもらって後日引き取りに行きたいと言っていたが、非効率の極みで絶望的な気分になったので、すまないがそれは却下してもらった。

 

帰り道、ツンツルテンか長すぎるズボンを履いている人は、効率的な生き方をしている人なのではないかとふと思った。

 

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f:id:spidermite:20190914223138j:image明治大正

f:id:spidermite:20190914223249j:imageカイコ

越知町の養蚕展。高知の山中では養蚕が盛んだった。

 

 

 

 

 

眠れない徒然

先日の講習で、受粉用のセイヨウオオマルハナバチ特定外来生物だという話をしたが、ほんならなぜ飼育はokなんだという質問がきて窮した。たしかに。あとで調べたら、申請をして適切に管理するということらしいのだが、それを結局屋外で放飼するならあまり意味ないなあとも思う。いずれにせよ、現場を知らぬ耳学問をうかつに話すべきではないなあと反省した次第である。

 

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St. gomen, 8 Sep 2019 

 

青春18切符が懐かしい🎫

真夏のノート

Evernoteとか流行っているけど、それだけでは脳が活性化しない気がするので紙とペンはいつも持ち歩いている。

昔のノートを見てみると、みみずののたくったような字でなぐり書きしてあるので、きれいに整理して書ける人がうらやましい。いいノートのとり方があればと思っていろいろ本を読んで見るのだが、どの方法も長続きしない。現在は、あとで読む気が起こるよう、ところどころにイラストを入れてみているが、いつまで続くだろうか。打ち出した写真を貼っ付けるのもいい感じで好きだ。少しデコボコになるのが困るけどね。もう夏も終わる。

 

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南国市田村  2019-07-29 

 

 

帰省中

札幌である。涼しい。

休みのはずが、締め切りと子供のことでほとほと疲れ果て、街に逃亡したのであった。本屋で大して読みたくもない漫画を一冊買い、喫茶店でデータのまとめ方を考えてみたが、まとまるはずもなく、そのまま夜になってしまった。

 

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ベルギービール🍺

 

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イギリスで学んだのは、人はチップスだけで生きていけるということだ。これで私の人生は少しだけ楽になった。サワークリームがささくれた心を癒してくれる。

 

ちょっと物足りないが、この後はノープランだしどうしたものか。

 

 

 

バーベキュー

私にとっての最終日はAstigmata、いやはや、やっぱりこのタクサには手を出さないでおこう。危険すぎる。

 

最後ということで、みんなでバーベキューしましょうということになった。みんなノリノリである

アメリカ式のバーベキューってどんなんだろう。巨大なビーフを焼くのか?

だいいち、このへんに河原や公園はない。どこでバーベキューをやるのだろう。

 

みんなについていくと、坂の下に店があって、みんな中に入っていく。ここで食材を売っているのか?

と思ったら、ひとりひとりがカウンターで肉だとポテトだの注文していくではないか。それを炭火で焼くのか?だが、店のテーブルに金網やコンロはない。

私は列の後ろにまわってみんなの様子を見ていたが、注文が早口で聞き取れない。とうとう私の番になってしまったが、メニューがスラングだらけで全くイメージがわかない。

こういうときの鉄則は「一番上を頼む」だ。ハンバーガーとポテト。あとビール。

 

なんだ、自分で焼くんじゃないのか……と少しテンションが下がる。

 

しばらくして料理が運ばれてくる。

 

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(食べかけですみません)

 

うん、うまい!

みんなで机を囲んで楽しくおしゃべりをしました。

 

 

 

 

 

・・・バーベキューか、これ。

 

えええ、みんなでバーガーを食ってビールを飲むだけか。じゃあ河原で家族連れや若者がやっているのは英語でなんていうの?家族でバーベキューに行くぞーって言ってハンバーガー屋に行ってビールを飲んだら悲しくないか?

 

いやしかし、さすがはアメリカ、ハンバーガーくらいと思っていたが、付け合せのチップスが重い。後半はかなり苦しい。無理やりビールで流し込む。

 

ふと横を見ると、みんな残しているじゃないか。お残ししてもよかったのか。そうか、慌てて全部食うことはなかったのか。

ひとりの女性がやおら立ち上がってカウンターの店員になにやらささやいている。彼女はテイクアウト用の箱をもらってきた。

 

お持ち帰り!そういうのもあるのか。

という漫画のセリフを心の中で叫んでしまった。まさか「バーベキュー」でテイクアウトをするとは。

 

謎は深まるばかりだが、もうタイムリミットだ。

みんなとももうお別れである。おそらくほとんどの人とは二度と会わないだろう。検疫所に勤めているというチリ人の男はハグして別れを惜しんでくれた。彼は家族と離れて、基礎コースからみっちり3週間もここにいるらしいから、さぞかし寂しかろう。

 

メモ:

検疫 quarantine クォランテイン

(本当に発音しにくい。)

 

ファイナル

引き続きフシダニの日。結局、昨日一日で標本にできたのはたかだか1種か2種だったようだ。がっかり。

今日の講義では昔の標本を共焦点レーザー走査型顕微鏡 (CLSM) で検査することで、100年前の学者が作ったフシダニの標本の体内の様子を見せてもらった。これはすごい!確かにロマンだ。

あとで先生と会話したところ、この技術にはとくべつな試薬もいらず、ただ標本をCLSMにかけているだけということで、確かに「これなら僕でもできるんじゃないか?」と思わせる。こういう直感は大事だ。先生は機械へのアクセスが難しいと言っていたが、私は職場の方針で実はすぐにアクセスできるんですよ。さっそくテーマを考えてみよう。

それにしても、これからのダニ学の発展には自家蛍光とCLSMは必要不可欠なのだろう。いやはや。

 

いよいよ残すところあと1日である。ようやく慣れてきたところでサヨウナラなのね。世の中みんなそうかもしれない。今日から Astigmata(無気門類)が入ってきましたが、途中で抜けます。

 

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緑の多いアパートからの眺めもいよいよお別れである。