キャンセル

学会もキャンセルとなったので、同じ地に家族旅行で行くことにした。いまや、どこの宿もスカスカだろうが、改めて探すのも面倒なので同じ所を一回キャンセルして取り直した。格安予約の場合は総取りになるんだけど、電話で「コロナが…」って言ってみたら特別にキャンセル無料になった。そういうわけで、コロナが原因の場合は交渉してみる余地があるようだ。

 

カップ焼きそば食いたい(無理)

昨日に引き続き、寝床とトイレの絶望的往復。そのリズムはいくつかの波長が組み合わさって生まれているようにも感じた。なのでフーリエ級数で解析したら以外と面白い結果になると思うが、こんな妄想的なデータとりに協力してくれる人はまずいない。

しかしというか、みんな体験談は語りたいらしく、意外とおもしろいリソースもちらほらある。

誰でもよくかかる病気で、かつ地獄を味わい、予後はよい

というのがクスと笑える要素だろうか。

 

 

あとは一日中スマホでようつべ開いて将棋とか囲碁をみる。美術作品を題材にした「びじゅチューン!」のアニメが最近のお気に入り。

 

一番人気は

フェルメールの名画に新解釈

“何にでも牛乳を注ぐ女”

 

武蔵の鯨退治の真相を暴いた

“武蔵の遅刻理由”

 

出オチ感と、あとこれまでみた中では一番狂ってる

“見返りすぎてほぼドリル”

 

会社にモナリザがいる

“お局のモナリザさん”

 

メルヘンチックな

“アルルの訳あり物件”

 

そして最近のブームはマチスの絵の珍解釈

“ダンス寿司”

 

その他多数。貼りたいが残念ながらスマホアプリではできない。どれも1-2分なので興味があったらぜひ。多少の精神安定になるかもしれない。

 

これよりレベルの高いものは全く頭が受け付けない。

 

退屈の極み乙女

数日前の晩酌のあと、突然激しい嘔吐🤮と下痢が続き、寒気で手が震えてスマホもまともに持てない状態に。それから昨日もずっと調子が悪く、今朝方はフラフラだった。

 

今日はうちの修論生の晴れの舞台だったのだが、万全でなくて申し訳なかった。お疲れ様。お互いよく頑張った。ただ副査が指摘したように分析結果だけじゃなく途中の泥臭い過程を示したほうがよかったね(ドロバチだけに...やばいかなこういうの)。

 

しかし運気ってものがあるのか、狭い道沿いの医院の駐車場に停めるとき、なんでもないところで車🚗を縁石に擦ってしまい、バンパーが外れかけてしまった。また痛い出費になりそうだ。

 

診断はやはり胃腸炎

いまも布団の中でほとんど動けず退屈な時間。Youtubeにも飽き、本も読めず、キャンセルした打ち上げ会に思いをめぐらす。ただ、出席しても唐揚げ並べられたら吐き気がするんで今日は勘弁してほしい。卒論修論お疲れ様でした。

 

卒論の考察が書けないたった一つの理由

(ブログのブームはとうに去り、アクセス数が減って淋しいので、ライフハック的な見出しにしてみた。)

 

 この時期は多くの原稿を抱える。結果まではまあまあ書けているのに、考察はめちゃめちゃになる人が多い。そういう状況は大抵、考察そのものが悪いのではなくて、

 

序論の目的が書けていない

 

からである。

 

次の例は着眼点が書いていないので、論文の目的もよくわからない。よって考察は書けない。

 

序論

日本にはいろんなトンボがいる

A種は北国に分布し、夏になると四国に飛来する。

一方、B種は四国に定着している。

本研究ではいろんな温度で2種の生活史を調べた。

 

結果

25℃条件でA種とB種の発育速度に差があった。

30℃では差がなかった。

 

考察

(なに書こう・・・)

 

本研究を通じて、25℃では差があり、30℃では差がないことが明らかになった。← 結果を繰り返しただけ。

 

改善案として、序論に少し着眼点を入れるだけで書きやすくなる。以下の赤字は著者が当たり前と感じているので書いていないのかもしれないが、読み手にとってはそうではないので、きちんと書き下さないといけない。

 

序論

日本にはいろんなトンボがいる

A種は北国に分布し、夏になると四国に飛来する。

一方、B種は四国に定着している。

温暖な四国にいるB種のほうが、北国がルーツであるA種よりは高温域での発育がよいと予想した(引用)。そこで、

本研究では2種の生活史をいろんな温度で調べた。

 

結果

25℃条件でA種とB種の発育速度に差があった。

30℃では差がなかった。

 

考察

本研究ではB種のほうが高温域では発育がよいと予想した。25℃ではその予想と合っていたが、30℃では予想とは異なった。この傾向は一般的に知られている例(引用)と異なる。

    30℃で予想が外れた結果として考えられることは、・・・

 

 

このように、多少書きやすくなる。もちろん上記の予想は適当であり、現実には予想の根拠をしっかり書くことは大切である。これには日頃のリサーチの積み重ねがものを言う。根拠が十分あれば議論に厚みも出るが、乏しいとただの憶測になってしまう。

 

考察では序論で提起した予想にYESかNOで答えるもの。そのためには予想に至る経緯そのものが十分説明されていることが必要だ。そして、卒論とはいえ論文だから、自分の結論は「何々である」と自信を持って言い切ろう!

 

まとめると、卒論の考察に悩んでいる人は、考察そのものではなく、序論の構成が本当にこれでいいのか、また行き詰まっている部分が序論の問題提起とズレていないか、指導教員かだれかに一度確認してもらうほうがよい。未完成の状態で相談するのが恥ずかしいのはわかるが、それであなたの価値が下がることはない。

 

 

あ、あと銅鉄実験はやっぱりカッコ悪い。

 

序論

日本にはいろんなトンボがいる

A種は北国に分布し、夏になると四国に飛来する。A種は25℃でよく発育することがわかっている(fdaslk, 2010)。

B種は四国に定着している。しかしB種は25℃でよく発育するかどうかわかっていない。

そこで本研究ではB種の生活史を調べた。

 

結果

25℃条件でB種はよく発育した。

 

考察

本研究を通じて、B種は25℃でよく発育することが明らかになった。

過去の研究(fdaslk, 2010) でA種は25℃でよく発育することがわかっている。

B種はA種と同様、25℃でよく発育することを示すものである。

 

・・・たしかにこういうデータが必要なことはあるけどね。

 

 

最後になるが、実は私も考察は大の苦手である。投稿論文では考察の構成がおかしい、わかりにくいとよく指摘される。話が大きすぎても妄想になるし、小さすぎるとつまらないし、さじ加減に頭を悩ませるところである。脱稿前は一番暗く感じる。お互い頑張ろう。

 

伝記

 

進化学者ジョージ・プライスの伝記を読んでいる。翻訳は読みやすいが、なにしろみすず書房の例にもれずきわめて分厚い本なので一向に話が進まない。

うちの二歳の息子になんか読んで聞かせてよと妻に言われたので、その本を読み聞かせてやったらえらく退屈だったようで、イヤイヤともがいてさっさと逃げていってしまった。

変な本を読ますなと聞きとがめられたので、いやいや彼は偉大なる進化生物学者で、自然選択の原理を定式化し、最後はホームレスに全財産の施しをして命を断った悲運の哲人なのだと説明したが、

はーん、気が狂った人なのね。

の一言で片付けられてしまった。まあ・・・ある意味そうやけど。僕もたいがい伝えるのが面倒になって、奇人と変人と天才が出てくる話だと説明したら(説明でもなんでもないが)、あんたやなwwと言われた。わしは全然奇人でも変人でも天才でもないから非道い話だと思うが、まるで同類に見えるらしい。私に言わせれば妻のほうがよほど変人の素質はあると思うのだが、それはだまっていることにしよう。

 

読んでいる本はこれ。 

親切な進化生物学者―― ジョージ・プライスと利他行動の対価
 

 

 

 

2割と8割

 

仕事もだいたい終わり。自己啓発系のwebページを読んでいて、突然意味がわからなくなって混乱した。

 

 みなさんは「パレートの80-20の法則」について聞いたことがあるかもしれません。「80%の結果が20%のインプットや原因から来ている」のです。

 

 つまり、全体のうちの20%を頑張れば80%の成果が得られる可能性があります。もし80%の成果では不十分で、100%の成果を得ようとすれば、頑張りも100%必要になります。つまり、100%の成果を得ようとするなら、80%の成果を得るのに比べて5倍も頑張らないといけないのです。

 

(適当に抜粋、下線部は筆者)

 

???

そのロジックはわからない。なんだ5倍って。

(そして、こういう話でいままで聞き流していたけど、20%って何に対する20%だろう。)

 

計算:

単純に、全体(= 1)のうちまだ頑張っていない部分について、毎回割合 r ずつ頑張ったとすると、n回の頑張りの総和S_nは

 

S _ n = S _{n-1} + (1 - S_{n-1}) r

 

これを解いて

S _ n = 1 - (1 - r)^ n

 

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横軸は頑張った回数n、縦軸は努力量の総和。r = 0.2.

 

なるほど、「5倍も頑張らないといけない」というのは回数ではなく総和の話であって、100%には永遠にたどり着けないのだな。当たり前といえば当たり前か。

2割→8割、10割→10割の原理がわかれば、もっといろいろ言えそうであるが・・・

 

 

 

 

 

きたない・・・

 今日までだぞという脅しに屈する形でしぶしぶWindows10にアップグレードしたが、やはり予想通り使い勝手はいまいちといわざるを得ない。なによりすごく画面が汚い(私は目が悪いので少し拡大している)。アップグレードで汚くなるってなんだそりゃ。フォントサイズの微調整もできなくなっているし、ショートカットキーでの起動も遅くなってしまったし、一部のアプリは画面上から消失してしまうし(もちろんProgram files のexeファイルからショートカットを作り直せば使えるのだが)、現在のところは良さを感じられないでいる。アプリの設定があまり(覚悟していたほど)死んでいないのが幸いだったか。ああ、さようなら。7は神のようなOSだったよ。

 怒りによって無駄なエネルギーをなるべく使わないように心がけてはいるが、どうしてもOSのインストールは試練となる。15時過ぎだが、ようやく仕事が始められる。

 

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少し早めの誕生祝をいただいた。方舟というのか。どうもありがとうございます。