回帰の平行性の検定

これは古くなった勉強日記です。皆さんの勉強には下記の青木先生のサイトや、英語ですがZarのBiostatistical Analysis 4th edn.あたりがいかがでしょうか。最近ではこの問題について信頼のおけるサイトがいくつもあります。また、コメント欄もご参照ください。2011.3.18
 
 ・・・が論文で必要になった。H0:「多群におけるそれぞれの回帰直線の傾きが均一である」を検定する。これは共分散分析なのだが、それが詳しく載っている本を探して思い切って買った。群間の比率の多重比較など、普通の本には載っていないところまでかなり詳しく書いてくれている。ただし気になったのが、多重比較の章でフィッシャーのPLSDをすすめていることで、この方法は4群以上のpost hocな仮説を検証する場合、過誤を調整しきれていないと別の本には書いてあったような・・・*1。勘違いだったらすいません。
 助手のH先生には着実に統計オタクへの道を進んでいるなと言われた。こうなればベイズ統計学にも手を出して、いくところまでいってしまいたい気もする。

ちなみに買った本はこれ

医学への統計学
医学への統計学 (統計ライブラリー)

05.2.7追記:
共分散分析
参考PDF(青木先生のサイト)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/LaTeX/cov/cov.pdf
Rでの解析
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/R/covar-test.html
05.3.9追記:
比率の多重比較(青木先生のサイト)
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Hiritu/pmul.html

*1:「多重比較法の基礎」永田・吉田 ISBN:4914903466