『耳をすませば』。スタジオジブリの1995年の作品。いま日テレでやっています。ジブリ作品の中では地味ですが、作品の芸の細かさはジブリの中でも随一だったと思います。京都三条の東宝公楽の2階で、確か封切りの日に立ち見したことをよく覚えています（Y田とかもいたと思う）。いま、途中から見はじめたのですが、主題歌もラストのこっぱずかしい決めゼリフもなぜかしっかり覚えています。このころ、まだ僕は学部生かつY寮生で、委員長の大役も終えて（もう時効でしょう）芝居などやっていた時期でした。タバコを吸いだしたのもちょうどこの頃だったと思います。
あれからあっという間に10年以上たってしまいました。この作品の監督さんはこのあと間もなく亡くなってしまいました。私個人も本当にいろいろあったと思います。しかしこの頃が馬鹿馬鹿しくも一番楽しかった時期でした。
