採集したメインの寄主葉サンプルなのだが、なんとハダニがほとんどいなかった。私のフィールドでの生活環は「ろとかぼるてら」を地でいっていて、
ハダニふえる→捕食者がふえる→ハダニへる→捕食者へる→(最初へ)
というプロセスらしいのだが、今回はハダニも捕食者も両方減った時期であった。実はそのことは前もって知っていたのだが、葉を百数十枚も集めておけば十分とたかをくくっていたのだ(葉に産み付けられた卵や幼虫は肉眼ではほとんど見えないから、カンで集めるしかない)。がっかり。
 9月中旬以降まで待てばよいのだが、実験するには今がタイムリミット。計画は下方修正するしかない。