この状態で2時間も走って気づかないのは、かさねがさね盲点というものは不思議だ。っていうか、俺たちだけの不思議だろうか。対向車はびっくりしただろう。海沿いの国道をブイブイいわせてアイスとスプーンを振り落とさなかったヨメの運転能力もたいしたものだ。
被験者にこういう状態で車を走らせて、気づくのにどれくらいの時間がかかるかという実験をしてみると、人文関係の卒論のテーマくらいにはなるんじゃないだろうか。おそらく、「すぐ気づく」大きなグループと、「何時間も気づかない」小さなグループの2つに分かれるのではないか。
あらためてこの写真を見て、我ながらすごいと思う。