うれしかったことと悲しかったこと

 今日から北大祭です。今日、うれしかったことと悲しかったことがありました。
  
 うれしかったことは、昨日の前夜祭で、研究室の後輩が酒を飲んで裸になったことです。大学祭というのは、本来こういう馬鹿を楽しむものだと思います。
  
 悲しかったことは、それを見とがめた北大の学生委員が彼の身元を調べて研究室まで押しかけてきて、「おたくの研究室の指導はどうなっているんですか?」と教官に問いつめたことです。重要なことに、飲酒した本人は、自分の名前と連絡先をその委員に教えたのです(本来好ましくありません。黙秘すべきです)。委員はその情報をもとに、本人ではなく、教官に文句を言いにきたのです。これは、飲酒した当人を一人前として認めておらず、教官が保護者であるという認識を示しています。この認識に対して、僕は文句を言いたい。
 残念なことに、そのとき私はその場にいませんでした。私がその場にいたら、強烈な横やりを入れてやったのに(暴力という意味ではありません)。かなり不完全燃焼です。
 
 私はその委員よりも後輩のほうが、ずっとすばらしい大人になるだろうことを予想します。同時に、そこまで病的に飲酒を取り締まる北大当局の姿勢に大きな疑問を抱いています。