昨日は中土佐まで足を伸ばして、いくつかの個体群を採ることができました。
港町の久礼(くれ)の八幡宮では、ヤブニッケイの見事な社寺林を見ることができました。これだけの大木はなかなかないと思います。あまり虫がついていなかったのが不思議でした。
私が探していたキジラミというのはとても小さい虫ですがセミに近い仲間です。お目当てはニッケイトガリキジラミと言う種類で、高知では3月下旬から4月頃が羽化のシーズンのようです。実体顕微鏡で見るとセミにそっくりでとても可愛らしいです。よくお尻を振っていますがこの仕草も可愛らしいです。
お昼はここで漁師飯を食べました。漁師飯はご飯の上にカツオのたたきをのせてその上からマヨネーズとタレをかけるまかない料理です。とろけるように美味しくて午後のサンプリングの力が出てきました。