街の本屋で立ち読みをしていたら、まあ次から次へと「鬼滅の刃の23巻ありますか?」と店員さんに聞く人が来る。本当に流行っているんだ。師走の忙しい中、「すみません、すみません」と謝る店員さんが不憫でならない。私がさりげなく「哭きの竜の23巻ありますか?」って聞いてあげればよかった。惰性で答えていた店員さんの手も止まるだろう。もし探し始めたら、
ねーよ。
9巻で終わりだよ。
って言ってあげよう。HAHAHAと丸く収まるだろう。
しかし、逆に舌打ちされるかもしれないから、やらなくてよかった。
なかなか帰れん。