お酒を飲んだせいで、へんな時間に目が覚めてしまいました。
高知新聞、4/13、2012
長年使われてきた図案はオットー・デュンケルスビューラーという、ドイツ人画家によって描かれたそうだ。第一次大戦でドイツが敗れたあと、創業者が救済措置として国際公募をしたらしい。ふむう。そんな深い歴史が!
昭和の時代、カルピスは大きなボトルが白い紙に包まれて、お中元とかに送られてきたような記憶がある。
原液をどの程度薄めて飲むかというのが子供のころのひとつの愉しみだった。
あまり混ぜすぎないのが、最後までおいしくいただくコツだったと思う。そうすると、底が甘くておいしかった。
いくつか味があったけど、フツーのやつが一番おいしかったと思う。
はるかときは流れて、あの時のカルピスはもうない。80年代後半くらいで終わってしまった、のかな。そういう子供ながらのこだわりがなくなってしまったのはとても残念だ。会社にもいろいろこだわりがあるんだろうけどね。
カルピスウォーターとか、ああいうのはちょっと違うんだよなあ…
自分で薄める工程を相手に任せてしまったら、カルピスのたのしみは半減すると思うんだ。