高知では、まだ梅雨明け間近というのに、もうすぐ新米の収穫時期なのです。
 高知や南九州・沖縄なんかでは、台風という選択圧が強いので、作付け時期がものすごい早いのです(超早場米)。たぶん、温度クラインなんかよりも重要なファクターになっているんじゃないかって思います。重回帰とかで分析すればわかるんじゃないでしょうか。
 進化生態学でも、こういう離散的な要因があるかないかで、フェノロジーの進化のおもしろさがだいぶ変わってくるのではないかと思うのです。