「誰っすか」
「へんな名前ですね」
「聞いたこともありません」
とか。こら院生ども。
そうか、もう君は遊佐未森を知らないのか。
夏草の線路
http://www.youtube.com/watch?v=U0t9U8xp1EE
とか
暮れてゆく空は
http://www.youtube.com/watch?v=Y08JlTU1Wtw
とか
瞳水晶
http://www.youtube.com/watch?v=aDVbXsaJpxs
とか
知らんわけですね。
まあ、リアルタイムに生きてた人の間でもちょっと怪しい感じでしたからね。
するともう、PSY・Sとか谷山浩子とか、ましてやZABADAKとか夢のまた夢でしょうね。
80年代前半から後半にかけて、日本の音楽が急激に「系統分化」したのは間違いないと思います。そこには、変異と遺伝と適応度の違いという進化の三条件がしっかりと働いていたように思うのです。近年の音楽シーンでももちろんそれは働いているのでしょうが、大本の変異の幅が急激に狭くなってしまったように思えます。遊佐未森は当時のひとつの「系統」に属していたと思います。それはたぶん、いまのアニメソングに通じる道だったのではないでしょうか。
年明けからの締め切りラッシュ、今日で一段落しました。今日は少し安心して眠れそうです。
写真は最近大学のそばの休耕田にいる4羽のナベヅルです。タンチョウが迷ってきたこともあるそうな。