ヒョン!なことから大学の教職員でもない僕が留学生の面倒を見ているわけ。んで、修論発表とその〆切が近づいているんだけど、正直、留学生の指導(というか上からのコミニュケーションというか)がこれほどキツイとは思わなかった。もっとも、契約上はそういう義務もないので、冷たいようでも非常に浅く浅く関わろうとしているわけだが、率直に言ってかなり負担になっている。オラですらこれだから、まともに向き合う正教員は大変だべな。
 今日の朝日で大学の国際化をのたまうエライ人たちのシンポの内容が載っていたが、私を含め、教員でもせいぜいルー大柴みたいな英語しかしゃべれない日本の研究室に来てどれだけ役立つか大いに疑問である(滞在費や学費も馬鹿高いのに)。箔ツケのためとわりきってやがる奴ならともかく、真剣に母国を憂いて勉強しにやってきてる人も多いのに、これは悪質なサークル勧誘のごとき失礼ではなかろうか。とかいって、全大学教員に英語会話の授業を義務づけ、とかいう方向に文部省が考えたらマジヤバいっすね (DAIGO風に)。
 せいぜい「だまされた!」感をお土産に持って帰らせないように、私にできる限りのことはやってるつもりだが(というお人好しなところをうまく利用されているのかもしれない)、現状の延長の国際化では、多くのマジメな留学生がそういう感情をお土産に帰るんじゃないだろうか。国際化の現場は大変だぞ。これからの大学教官は地獄を見るだろうな。
 こんなことをぐるぐるぐるぐる考えて、今日はなんかひさしぶりに腹を立ててしまった。今日は健康診断日で、こんなことを考えていても血圧は108-68くらいだったので、普段はどんだけ低いんだと思う。たしかに朝は弱い。目は矯正で両1.2。南国バイパス沿いの眼鏡市場えらい。ひいきにするよ。