上の話、やっぱおかしい。大きなお世話だし、第一それは会議じゃないだろうよ。
 
 はてさて、今日はバッチングセンターに行って一汗かきました。冬季は閉鎖していたので今年初めてということになります。だいぶなまっていました。体が重い。
 帰りにロイホに行ってコーヒーとサラダを頼むと、後ろでなにやら深刻そうな会話。声の通るおじさんだったんで自然と耳に入る。
「ほら・・・(ヒソヒソ)・・・100万や200万の話じゃない・・・(ヒソヒソ)・・・兄弟の縁を切るって・・・(ヒソヒソ)・・・親のね・・・(ヒソヒソ)・・・事実婚・・・(ヒソヒソ)・・・借金もまだ・・・(ヒソヒソ)・・・」
 本を読んでいたんですが、どうも居心地悪くなって早々に退散しました。
 読んでいた本はなぜか『坊ちゃん』。夏目房之助『孫が読む漱石』を読んでから、なんとなく読み返したみたくなったので。でも、こんな毒舌小説でしたっけ?昔読んだときとだいぶ違う印象を受けました。あと、もう文庫でももうちょっとフォントを大きくしてもらえるとありがたいのになあと思います。
 房之助も言っていたように、漱石は書き出しがうまい。漱石に限らず文筆家は数行で読む気にさせます。そして最後も強烈な印象を与えます。自分の書く論文もそうありたいものです。