うぃんばぐず

学会でもベイズ統計を当たり前のように見かけるようになって久しいのですが、自分もちょっとやってみようとして今日うぃんばぐずをDLしてやってみたけど、本当に難しい!ベイズってやっぱり難しかったんですね。これを使いこなせているというのは正直信じられない。もっとも、サンプルプログラムすらうまく動かないので、多分、なにか根本的に理解が間違っているのでしょうが(あるいはサンプルがまずいのか)。先が思いやられます。統計学の講義をしているのに大丈夫でしょうか。今年も当分頻度主義で押し通すしかないなあ。

 

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(再掲)

そして環は閉じる

今日は卒業式と謝恩会でした。出会ってからあっという間です。時のラチェットがカチリと回った気がしました。

 

今年度は多忙と年度当初の体調不良にかまけて、学生の面倒を十分見れなかったのが心残りではあります。しかし学生は、(多少リサーチ不足でしたが)いろいろ面白い発見をしてくれました。そのことには本当に感謝しています。ただ、もっと積極的に私と話をしにきて欲しかったのは事実です。大学教員の生活は地味なので、若い人との会話はいつでも刺激になるものです。

 

私もまずは当面の学会と論文を頑張ります。

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おめでとう!

 

 

さんのびや

飲み屋で誰かをお待ちしていたのに、だれも来なかったでござる。

あれだけいたら、誰かは来るやろと思っていたのに。

まあ、約束しなければ、誰も来ないのは道理かもしれないけど。

 

JR三宮東口の味兵衛、地酒福寿と焼き鳥が大変美味しかった。満喫しました。

明日はポスター発表を聞いて、四国に帰ります。

またどこかでお会いしましょう。

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神戸行き

 明日から生態学会に少しだけ参加します。

 私の記録によると2009年3月の、雪解け間もない盛岡で休眠生態のシンポジウムを企画して以来、ちょうど10年ぶりの参加になるようです。なんでこんなに空いちゃったんだろう。プログラムを見ると百花繚乱の趣があり、いまから楽しみです。

 

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 そうかー。10年たつのかー。

読み聞かせ

 

 

たまには絵本を読み聞かせてよと言われるのだが、どれも面白くないしオチがない。

個人的にはモチモチの木などが好きだが、まだ年齢的に少し先だし、いま買い与えたら紙をくしゃくしゃにしてしまうだろう。

 

しかたなく、手に持っていた文庫本でも読みあげることにする。

 

金田一さん、これが千万太の妹でな、月子、雪枝、花子。年子じゃて……」この美しい三輪の狂い咲きを見たとき、金田一の背筋にゾーっと冷たい戦慄が突っ走った……「ああ、俺は死にたくない……帰らないと三人の妹たちが殺される……行ってくれ金田一……俺の代わりに……」千万太はそこまで言ってがっくりと息絶え

 

ヨメがすっ飛んできて本を奪うのである。

かくて、風船がお空を飛んでいるような本でも読むしかないのである。どうすればいいのだろうか。

 

獄門島 (角川文庫)

獄門島 (角川文庫)

 

 

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(再掲) 

結構です

またやられた。

 

肉まんにからしをお付けしますか?

結構です。

……?

 

入れてやがる。前にもおでんで何回かあった。もうこの言葉は通用しないのか?

やめろー!やめてくれー!

と叫ぶしかないのか。肉まんやおでんにあのタイプのからしは合わないんだよ。僕の中でそう決まっているの。

 

まあ、結構ですってボソボソ言うとつけてに聞こえなくもない。かなり無理があるけど。

筒井康隆の、一文字ずつ使える文字が消えていく小説を思い出した。僕の周りの世界ではもう何文字か消え始めているのかもしれない。

マッチと街

 すばらしい力作で、強くおすすめしたい。高知市周辺のありとあらゆる喫茶店や食堂のマッチのコレクションから時代を遡るという、この手のファンには垂涎の企画である。たまにこういう本があるからローカル書店の探索はやめられない。この本はたぶんアマゾンにはありません。地元では大変な売れ行きのようです。

 「なんだその(無駄な)執念は」と感じるものが私は好きです。私の研究もかくありたいと思っています。

matchkochi.thebase.in

 

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(再掲)

 

やりすぎ

 書類仕事というのは私の能力を殺す最高の方法だと思うのだが、まあそうはいっても組織ではそれをやらなきゃはじまらないわけで、毎年度末にはいろいろ苦労するのだけど、とくに今回のミッションはなかなかタフであり、これまで経験したことのないような未曾有の事態に置かれている。この事態を打開するためには社会的ニーズに応える画期的・革新的創造的なイノベーションにより地域から社会へ、また社会から地域へといった公的パブリック・ユニバーシティ・プロジェクト(PUI)の推進であろう。書類の余白が多すぎるという憂うべき現状において我々が取り組むべきミッションは単なるサイエンティフィック・ペーパー・ライティング・タイム(SPWT)の拡充よりもむしろビューロー・ライティング・タイム(BWT)へのパラダイム・シフトへの脱却として認識することが可能であろう。ビューロクラシーのスパリオティーを最大限に活かすことが現代社会に求められる最大の責務であり、また組織理念上のマキシマイズすべき項目となると考えられ、実際にそのような取り組みがさまざまな公的機関で行われていることは一部の議論はあるものの評価すべきではないかと思われる。また事務員さんとのソーシャリティ・コミニュケーション・スキルを最大限に発揮することにより省略できる書類があったりするのでここは意外と侮れない。ただ個々人は改行すらおぼつかない、ランダマイズにセル結合されたエクセル書類の余白を淡々と埋めるしかないという現状を甘受するだけではなくそれを次世代に伝える、いわばヒューマン・タイプ・次世代伝達プラン(HTNTP)の構築を社会的に継続することが重要であることは言うまでもない。このような画期的な取り組みをすることにより組織はアウトデイテッドな方向へ推進することができるだろう。

 

いかん。もう限界かもしれん。

 

 

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(再掲)

なげーよ

昔の自分の原稿を書き直しているが、いつ果てるともしれない長期戦になっている。とにかく延々と長いのをほとんど切り捨てている。

簡潔な文章を書くように心がけてはいるが、それは僕には難しいとわかる。とにかく同じようなことが手を変え品を変え何度も出てくる。これを実生活にあてはめてみると、老後はとてもいやがられる爺になりそうで本当に怖いのである。

 

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(再掲)

 

迎春

 遅くなりましたが、今年もよろしくおねがいいたします。

 去年は息子も生まれ、論文も出版することができ、慌ただしくも充実した一年だったと思います。

 今年は遅筆を直さないといけません。日頃の雑務の中ではあまり気力が続かないので、毎日何時間と決めてコツコツ書くタイプです。この方法は確実に執筆が進む反面、途中で当初の興奮が冷めてしまうことがあり、そのようなときは筆も進まないし、私の感動や面白いと感じた点があまり伝わっていないのかなと感じる時もあります。面白い発見は出ているので、もう少しスピードアップを計りたいところです。

 あわせて、このブログの位置付けを考えないといけません。開始当初に比べて置かれている立場やSNSの普及などの事情が変わりすぎました。少し中途半端になっているようです。おカタくなりすぎているということです。

 

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(再掲)