やめるってよ、でござる

話題の『桐島』を観る。マル。
クライマックスは一見の価値あり。桐島が部活やめるってなると、みんなそうなっちゃうんですか。
ゴドーを待ちながらってのもこんな劇なのかな。
これ本県ロケだったんだ。知らなかったなあ。
吹奏楽部の部長がかわいい。誰?

でも、終わりはちょっと物足りないなあ・・・ということで、ひさびさに映画のハシゴ。

「なに見る〜」って連れに聞いたら、佐藤健プッシュにより

るろうに剣心
「えっ、いいの?たぶんかなりイタイ映画だよ」

とは言いつつも、時間帯が重なるのは「ひみつのアッコちゃん」。るろ剣か。

 感想はといえば、おろ?思ったよりひどくなかったでござるよ。というか、チャンバラ活劇として普通に楽しめたでござる。佐藤くんのスライディング付きの変則殺陣もなかなかサマになっていた。ただ、原作ファンの人からすればたぶんキャスティングは噴飯もの(僕は原作に思い入れがないからOKだったけど)。子供連れが多かったわりには血しぶき多い。話はちょっと詰め込みすぎかも。連れは爆睡。
 映画を見ながら、ジャンプ本誌でるろ剣が始まるころはなんというか、いろんなものが終わっていろんなものが始まる、そういう頃だったなあ、そしてるろ剣の台頭を僕みたいな旧世代は繰り上がり当選みたいなものだと思っていてそのままジャンプから置いてきぼりを食らったなあ、読者層が女子に移っていったのもたしかこのころじゃなかったな、とかいろいろ回想していた。
(いまWikipedia見たら、「花の慶次」・「SLAM DUNK」・「珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-」・「幽☆遊☆白書」(1990年 -)、「地獄先生ぬ〜べ〜」・「NINKU -忍空-」・「とっても!ラッキーマン」の時代が終わるころ。さもありなん。)

 よし、こうなったらそのあとの『図書館戦争』も行くぞと言ったらさすがにそれは却下。がっかり。家で録画してた囲碁を観る。由香里ちゃんが瞬殺されてかわいそう。尺が足りなくて局後の検討の様子が危なかっかしい感じ。