「若草山じゃにぎりめしはあきまへん」
初期のサザエさん原作のオチのセリフ。
1コマ目:ノリスケ(?)の家に旅行にきたサザエとマスオ。3人は風呂敷に握り飯をたくさん包んで若草山にハイキングに来る。山頂でおにぎりをほおばり、「かくべつの味ね」と喜ぶサザエ。
2コマ目:気づくと握り飯が1個しかなくなっている。
3コマ目:3人はお互いの顔をジロジロ見る。(誰がこんなに食ったんだ?)
4コマ目:実はおにぎりは斜面をコロコロ転がり落ちていったのだった。茶店の主人が「若草山じゃにぎりめしはあきまへん」とツッコミを入れて、ギャフン。
たしかこんな感じだったと思う。
まあ、面白いか・・・というと正直、面白くなくもないかなあというくらいだと思う。
それより最初に読んだ時に違和感を覚えたのが、おにぎりが斜面を転がるかなあ・・・という素朴な疑問だったわけで。
その若草山が会場の近くだったんで、総会の最後のほうを抜けだして、若草山に登ってきたんですよ。
そしたら、so!
芝生だけの山だったんですyo!
あいすいません。*1
そりゃおにぎりも転がるわなあ。
おそらく長谷川町子は若草山をハイキングしてこのネタをひらめいたに違いない。山頂から生駒山も見ただろう。
その道を何十年か遅れて私が登っているのだなあ、と思うと感慨が深かった。
それで満足した。
今日はそれで満足した気になったのだった。
懇親会、二次会、楽しい会でした。受賞者の方々おめでとうございます。
*1:追記 この下りは、ですよ。という芸人を知らないと意味不明でしょう。2021/01/29