映画:うさぎドロップ(ネタバレ)


 最初の5分で爆睡してしまった(本当に、起こされたときにはエンドロールだった)ので、一緒に観ていた妻の話をもとに再現。


(類推されるあらすじ)

 祖父の葬式に来た松山ケンイチ(以下、松山)は、祖父の幼い隠し子(娘)を庭で発見した。親戚一同は施設に預けろといった。
 松山はその娘が気に入ったのと、カッコつけたかったので、引き取る事にした。彼は娘を助けるため、必死になって働くのであった。しかし、育児しながらの労働は思った以上に大変であった。「保育所への送り迎えしなきゃいけないから残業をしたくない」と上司にいうと、工場に配置転換となった。工員は自分らの子供のシャメをお互いに見せ合うのだった。松山は「親バカめ。でも俺も親バカだ」と心の底でつぶやくのだった。
 そして娘は保育所で知り合った男子と失踪するのだった。それで双方の親が捜索していたら、戻ってきた。実は男子は父親の墓参りに行っていたのだ。松山は、男子の母親が自分の理想のタイプだったので好きになった。キスしようとしたら男子が目を覚ましたので、キスはしなかった。彼女とはそれっきりになった。
 そんなとき、祖父の遺品から母子手帳が見つかった。母子手帳には娘の実の母親の連絡先があった。その母親とファミレスで会ってみると、彼女は売れっ子漫画家であり、マンガのペン入れをしている最中であった。
「わたしは仕事を愛してるわ。子供はいらないの。」
「あんたそれでいいのか」
松山は憤然と席を立つのだった。
 そして意地悪なおじさんに何か関係のあるおばさんが「その娘、私によこしなさい」と娘を譲るよう主張したのだ。名刺を渡して、おばさんは「イヌやネコを育てるのとはわけが違うのよ!」と叫んだ。でも松山は断った。
 
 それからどうなったかというと、実はまだ二人は一緒にいるのです。
〜FIN〜

 変わった話である。
 というか、観ておけばよかったのかもしれないが、最初のほうで、あまり自分好みの話ではないような気がしたので興味が薄れたのかもしれない。


評価:★★★☆☆