- 作者: マイケルサンデル,Michael J. Sandel,NHK「ハーバード白熱教室」制作チーム,小林正弥,杉田晶子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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何人かが難破船に乗っている
一人が衰弱して虫の息
「みんなでそいつの肉食べれば多くの人間が生き残れますぜ」っていうのがわっかりやすい功利主義(最大多数の最大幸福)
「それってなんか人としてあかんのちゃう?万人に通じる自発的な正しい理性(純粋理性?)に基づく道徳的な行いをしなきゃ・・・人間には尊厳ってものが云々」っていう小難しいのがカント的
う〜ん・・・
なんか・・・こんな薄っぺらな理解でええんかいな
カント・・・ここまでサンデル先生がわかりやすーく解説してくれようとしても、正直あんましよくわかんないんですけど―功利主義のほうはなんとなくわかった気がするけど。っていうか市場原理そのものの大筋のような気もする。
とりあえず、この2つがまったくかみ合ってないという気はした。
だからそのカントのいう「正しい」ってゆうのがね、なんともね。微妙よね。
最近、本格的に自分がアホなんかもしれんということに気づきはじめた気がする。
あーでもそうか
就職とか全然ぼけーっとしか考えてなかったし
結局就活らしい就活もせんで終わったし
知的体力が衰えているんじゃなくて、そもそもないのでは?という疑念は時折鎌首をもたげて自尊心をさやさやと傷つけるのであった!