なにより南の島では色とりどりの蝶々がいっぱいいたのだが、改めてよく見ると、これらが全然食われていない翅を囓られていないことに驚く。普通種のスジグロカバマダラは、手づかみできるくらいトロいにもかかわらず、生きてる個体にほとんど鳥に襲われた形跡がない(こいつらにはツマグロヒョウモンが擬態する・・・んだよね?)。ひるがえって、黒いアゲハは飛ぶのが速いわりに翅が鳥にかじられてボロボロなことが多い。もちろん羽化時期の違いのせいもあるかもしれないが、擬態の威力が潜在的に巨大なものであることを再確認した。
 シロオビアゲハのベニモン擬態については講義をうけていたが、百聞は一見にしかずで、なかなか行ってみないと擬態の威力は実感できなかっただろう。ベニモンはそれなりに多かった。シロオビもいたけど、数は少なかった・・・というより、たぶんオラ自身がベニモンとだまされていたのかもしれない。
 
スジグロカバマダラ;なぜモノクロになっちゃうのだろう。問い合わせ中 なおった。なぜ?)
 
 今日は七夕です。おめでとう。メリークリマスス