学部生の実習についていった。大豊町の甫喜ケ峰(ほきがみね)というところ。たまには野外散策もよいものだ。マルハナもとれた。
 サルトリイバラに赤いアブラムシがぎっしりついていたので撮影した。もっと近距離で撮影したかったが、どうしてもこの距離が限界。デジイチがほしい。細長く見えるのはヒラタアブの幼虫だと思う。また、アブラバチも一匹うろうろしていた。しばらく手にもって山路を下りたのだが、いっこうに逃げる気配がない。のろまなやつだ。マミーも少なかったので、このコロニーを見つけたばかりなのかもしれない。ついでにルリタテハの幼虫なんかいないかな〜と思っていたが、それは見つからなかった。
 リョウブやイヌツゲのゴールやその他の植物のリーフマイナーがたくさんあった。樹木学実習の学生たちなので、昆虫の話をするとウケがよかった。本当は自分の研究ネタでウケればいちばんよいに決まっているのだが、なかなかそうもいかないのが残念。