理系のための人生設計ガイド―経済的自立から教授選、会社設立まで (ブルーバックス)
 
 これは売れます(キッパリ)。
 研究で身を立てる人は立ち読みでもいいから一読をオススメします。この本では、「いかにゼニをかせぐか、キッチリした絵を描くんやで!」という、いままで理系人間には醜いものとして遠ざけられてきた部分をあえて書いてあります。もっとも、内容が医学部系なので、具体的なことはあまり生態屋に関係ないこともあります。しかし、今後、よかれ悪かれ、理系の研究もますます大規模プロジェクトで研究が進むようになるでしょうから(虫屋には悪かれが多い?)、こういう処世術的なことはどうしても避けられないものになってくるでしょう。
 
 さて、中身のレビューしようとしたが、中身は読んでまへん!これからっす(なーんや、それ)。でも売れるね。これは。読み物として面白いから。
 
(影の声:でも、こんなに前向きなボスについたら生真面目な人はけっこー、というかかなり大変じゃないかね)