• 行動学会の疲れもとれぬまま、別キャンパスで講義。大講義室のオムニバス授業というものは、なんというか後々印象に残らぬものであるからして、疲れも取れぬままであるから、オチもないままグダグダな授業となった。が、ウケはしっかりとった。ウケはしっかりとっておき、最後は締めらしい締めもなく終わる。私は関西の深夜番組のような授業を目指している、というわけではないが、今回は結果的にそうなってしまった。こんなんだったが、感想を見ると意外と好評であったようだ。
  • リサージェンス(殺虫剤を撒くとかえって害虫が増える)については、いつも薬剤抵抗性と結びつけて話をするのだが、説明しづらい段階がいくつかある。もっとしっかり勉強しなきゃと思いつつ、厳密に説明するにはモデルを使わなくてはいけないだろうとも思う。天敵の側にも薬剤抵抗性が発達する場合、リサージェンスは起こらないのだろうか。