ハイキングとピクニックの違いがよくわからない。
ピクニックにはお弁当としてサンドイッチをもっていかなくてはならない、敷物の上で談笑しなくてはいけない、場所は高原でなくてはいけない、などの縛りがあるような気がするが、本当のところはよくわからない。糸杉が生えていて、ピッケルを持って、山脈に向かって「ヤッホー」と叫ばなくてはならないような気がする。そして切り立った崖があるに違いない。
ピクニックでの宿泊はテントよりもバンガローとかヒュッテのほうがいいような気がする。そしてUNOかトランプをやらなくてはいけない。
キャンプファイヤーをするのはきっとピクニックのほうだ。しかし、昆虫の灯火採集をしてしまったら、ピクニックの興がそがれる気もする。
ハイキングはズボンにシューズが必要だが、ピクニックにはスカートにサンダルでもよいような気がする。子犬を連れていくとなおよろしい。家族間の連携が必要だ。
なんだかよくわからなくなってきた。スペルは pick-nick でいいのだろうか。きっと思い込みだろう。
私の親の世代は合コンならぬ合ハイ(=合同ハイキング)があったらしいが、合ピクはなかったのだろうか。グーグルで検索しても24件しか出てこないところを見ると、そういうのはなかったのだろう。
そして結局のところ、ハイキングとピクニックの違いはなんだろう。謎は深まるばかりだ。
調べればわかるのかもしれないが、すべてを明らかにするのももったいないような気がしている。
墓場まで持って行く問いなのかもしれない。