遅ればせながら選挙。
自民圧勝でしたね!
 
え?高知ではそらもう。3区とも自民圧勝ですわ。
  
毎日新聞の座談会
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20090902ddlk39010742000c.html
 

演説でも、中谷さんは「東京は人の香りがしないけれど、高知は『義理、人情、浪花節』。人の温かみを感じる」と高知の良さをさらりと強調して、地元の人たちの愛郷心に訴えるなど、地域を前面に出していた。さらに、個人的な人気も抜群で、「元ちゃん」と親しみを込めて呼ぶ人が多かった。「祭りで歌を歌ってくれた」「踊ってくれた」という話も頻繁に聞き、普段からこまめに地元を回った成果が今回の圧勝につながったことは間違いない

 この地ではこういうのが、もう決定的に重要な気がする。とくにここでは「恩」を重視する気がするので、これまで利益を誘導してくれた自民の議員さんにしっぽを向けるというのは後ろめたいという気持ちもあったのではないだろうか?(一区では橋本大二郎が出て票を吸い取らなければもしかして民主だったかも?とかは思う)。とにかく、財政的にちょっとアレなこの県では、今後も中央からの利益誘導の期待がやっぱり大きかったというのが大きな要因だったというのはどこの新聞でもいってることで。 
 
そんで、
「与党衆院議員のいなくなった県内は?」
という見出しでちょっと吹きだしてしまった。ああそうか。
 利益誘導を強調した自民の完勝で、県からの与党の衆院議員はいなくなり、利益誘導のパイプも???という状態。なんちう皮肉。
 こういう微妙な政治情勢では、不謹慎かもしれないが、非常におもしろいゲーム的シチュエーション(グローバルvsローカル)があることに今回の選挙では気づかされた。