午後、圃場でコブノメイガの食害葉をカウントした(なんちう農学らしいことを!)。ぬかるみに足をとられてけっこうハードだ。300株、きちんと数えたと言いたいが、後半は暑さと湿気でもうろうとしててあまり自信がない(というか記憶がない?)。これでもだいぶ楽な数え方をしているそうだ。学生や院生のほうがサッサッと手際がよい。タフである。個体群生態学の隆盛期の研究者は、よく毎日こういう仕事を続けたものだと今更ながらに思った。
 
 コブノメイガがどんなものかわかった。この前、害虫学の試験問題をみせてもらって(種名あて)、コブノメイガの記述を思い切りニカメイガと答えてしまった。
 ほかにも、緑のカメムシの画像とともに「green stink bug, 世界的大害虫」とあったので、アオクサカメムシと答えてしまった(ミナミアオカメムシ)。
 あと、根切り虫がなにかは今でもわからない。
 主要な農業害虫くらいは答えられるようにしたいものだ。