M野植物園の遺伝解析装置を貸してもらうために下見。昼間は観光客でにぎわうが、夜はとにかく真っ暗で不気味なところだ。
 機械の操作自体はなんとかわたしにもできそうな気がする(というかH大でやっていたはずなんだが・・・completely lost というか)。説明してくれたSさんの植物のAFLP解析中の画面を見せてもらった。ノイズが多いので、
「どれが目的のピークだい?」
と聞くと、
「全部」
という答えで言葉を失う。うーむ。ノイズにしか見えん。ゲノムサイズがデカイらしいんだが・・・。これを今月中にやって英国に帰国・・・と。大変だあ。波形との戦い。徹夜だって。静かなラボとアナライザーを独占状態なので、羨ましいといえば羨ましいのだけど、静かすぎて周りに何もないし、夜は話し相手もいないので孤独だろう。ぜひ立派な論文に結実させてほしいと思う。
 
 夜、シーケンス結果が返ってきたがほぼ全滅。最近はタイガースなみに失速している。