土佐鶴を呑みながらNHKの番組を見てたら、ウィキペディアの特集があった。どこから書き込みをしているかをチェックするツールの開発者が紹介されて、某大学教授の「最後に善意は勝つ」という、"overly optimistic"なパネルで締めくくられた。タレントの土田(誤った経歴を書かれた)や勝村もけげんな顔をしていたが、こちらのほうが正常な反応だろう。
 書き込む人が「意見」と「事実」の違いを理解していない以上、善意では勝てない。かなりの記事が「意見」と「事実」を区別していない。善意と善意がぶつかりあって滅茶苦茶になることもある。百科事典を名乗るなら、事実のみを書くべきだと思う。この点では英語のwikiwikipediaのほうがかなりマシである。