生態学会は事情により行けません

 研究室の共同プリンタ導入につき自宅で余生を送っていたプリンタが、突然ガリガリガリガリという異音を発して壊れた。処女論文、D論をはじめ、多くの苦心作をともに生み出してきたプリンタだけに感慨深い。ヨドバシで1.5万円で新機種購入。いまはこの価格でコピー・スキャナつきの複合機なのだ。隔世の感あり。火曜日届く。
 今日は新札幌のサンピアザに行った。お目当ては、なんといっても「猫ひろし」「だいたひかる」のショーであった。和服店のセールスにつかまって(和服を見るのは好きなのだ)「だいたひかる」のネタは見逃したが、「猫ひろし」は見た。たっぷり見た。うんざりするほど見た。「ラッセーラー!ラッセーラー! うーん、ポーツマスポーツマス!! 昇竜拳昇竜拳!! あした、「いいとも」に来てくれるかな? みなもとのよりとも〜! 時代がちゃう!!」 みんなやさしい目で笑顔と拍手を送っていた。私のとなりの上品そうなおばさまが「くそも面白くない」とつぶやいたのが印象的だった。だいたひかるは細くてかわいかった。
 サンピアザに行ったので、当然、水族館は外せないところだ。上の写真は手を掃除してくれる魚。気持ちいい。ここは昔からローカルな魚ばかりで地味であるのだが、そこがまたいい。ソイ、メジナ、ホッケ、ケガニ、ミズクラゲ、ミズダコ、ムロアジ、イシダイ、オショロコマ、サケの稚魚、ヒラメの子供・・・なんか釣りに来たみたいである。ここの目玉は電気ウナギ、フンボルトペンギンゴマフアザラシである。うーむ。やっぱり地味だ。アザラシはかわいかった。この前死んだ、ウチの犬を思い出した。あと、ウミガメの水槽をもっと広くしろ。あれじゃ拷問だ。
 さっき親父に、話すときに相手を指差す癖を注意された。どうもそうする人が身近にいるとうつってしまうのかもしれん。口をあける癖とか、もみ手をする癖とか早く直したい。
 NHK囲碁、どうやら結城聡は負けたようだ。残念。