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オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫)

プラハのソビエト学校で,志摩(シーマチカ）に強烈な印象を残した老舞踊教師・オリガ=モリソヴナの正体とは。いつもオリガの傍らにいた、上品で、少し痴呆が始まっているフランス語教師とはどういう関係なのか。数十年を経た後、志摩たちが謎解きをしていく過程で、スターリン時代の凄惨な歴史が浮かび上がる。
　
　・・・重いですorz　昨日はほとんど眠れませんでした。
どのくらい重いかと言えば、『ラストエンペラー』よりだいぶ重い。書店でタイトルを見て、ロシア語習得のためのエッセーかと思っていたので、その落差にすごいショックを受けました。感動はします。確かに。