実験が意外に大変になってきた。このまま続けたら"Concorde fallacy*1"になってしまう悪寒がしたので、予定の1/3を廃棄。院生で得た実感は、「過ぎたるは及ばざるがごとし」。格言を作った人はエライ。

*1:ある事柄に対する過去の投資量が大きいほど、それを見捨てるのをためらうこと。効率の観点から見たらこれは間違いで、あくまで「将来の利得」で判断するべきである(では、なぜ我々は過去の投資量にこだわるのだろう?)。Concorde fallacyはDawkins(1976)『利己的な遺伝子』での命名とされる。