なんとか

 論文にある絵を再現できた・・・ような気がする(確信なし)。横軸は休眠誘導を開始する日付、縦軸はfitness(越冬ステージの累積個体数)。2つの曲線は産卵数の異なる2つの場合を示している。それぞれの曲線の頂点に対応する横軸の位置が、最適な休眠誘導時期となるわけだ。つまりこの論文の著者は、産卵数ってのは休眠開始時期の最適性にほとんど関係ないよと主張しているわけだね。いやはや。それじゃあ私のデータ取りは全くの徒労というわけで。いや、よく読んでみると著者は「最適な休眠時期ってのは、産卵数に対して"least sensitive"だよん」という微妙な表現をしている。論文では産卵数をいろいろ動かして感度分析をしているのだが、虫眼鏡レベルの微妙さで山の頂点の位置が変わっているように見える。うーむ。この山の動きを私のargumentの味方としてどうしても引き入れたいのだが、欲張りだろうか。