ランチョンセミナー

 ランチョンセミナーとは昼飯を食べながらセミナーを聞くこと("lunch on seminar"だろうか?・・・と思ったらluncheonという単語があるのか)。 私、はじめてこのランチョンセミナーとやらに出たのだが、なんか食べた気がしない。やっぱり飯は飯で食べたいなあ。というか、招待講演者のときに退席者を減らすための餌としかおもえんなあ・・・と思っていたら、司会の先生がそのまんまのことを言ってしまい、会場から失笑が漏れる。
 昼飯は十勝名物の豚丼で、大きなどんぶりに入っており、上に蓋がされていた。昨日グルメ情報誌で丼から豚肉がはみださんばかりになっている豚丼を見ていたので、ワクワクしながら蓋を明けてみると、はみ出さんばかりの飯に小さい豚肉が3切れだけ乗っかっていた。このホテルもずいぶん景気が悪いと見える。
 セミナーの内容は「マダニと免疫システムの分子機構」。激しく専門外で、正直言って苦痛だった。ただ、マダニの研究は医学部で行われているので、分子レベルの研究が格段に進んでいるのがわかったのは驚きであった。あと、又聞きだから自信ないが、マダニは冷蔵庫に入れたら生きたまま10年保存できるということを聞いてびっくりした。