採集ほか

 R367(鯖街道)沿い、朽木村と坊村の山道で採集。コアジサイにつくハダニを採集できたので、まあまあの成果であろう。他、シマヘビ、ナナフシ、シマヘビの死体をオタマジャクシが食う逆食物連鎖、水浴びをするヒトなどが観察できた。
 その後、京大昆虫生態のゼミ室で、現在執筆中の論文内容についてプレゼン。やはり私の説明は難解に思えてしまうのだろうか。あとから内容を確認してくる人が続出。が、極端にあがることはなかったので60点、いや、70点としよう。研究の大目的が曖昧であると西田さんと本間君からツッコまれる。その点に関しては言葉もないが(だからD論に組み込めなかったという事情もある)、精一杯答えたつもりである。
 
 関係ないのだが、久しぶりに会う人から必ず「肥えたね」と言われるようになった。私がそのことを嘆いていると、西田さんから「その発見は全く新しくない」という冷静なツッコミを受ける。ああ、他の人は肥えても、私だけは本当に太らないと思っていたのだ。
 
 帰りのバスの中で西田さんと雑談。発想の柔らかさにいつもながら感心させられる。オラの発想は教科書的でカタイと自覚している。しかしこういう柔軟な発想力って、学べるものかなあ。帰りに本屋に寄って、発想力を生み出すビジネス本でも・・・だめだこりゃ。