EUではたばこのパッケージにこのような肺病の写真を載せて警告するそうな。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041023-02116367-jijp-int.view-001
そもそも商品に「買うな」というメッセージを載せて販売するのはおかしな行為だと思う。
それよりも思うのは、こんな警告を載せたところで無駄であろうということだ。僕の持っている禁煙本*1には、「喫煙者が肺ガンの写真を見たら、落ち着くためにまずタバコを吸うだろう」という意味のことが書いてある。全く同感。それだけではなく、ニュースで見たのだが、既にこの広告部分を覆い隠すようなケースも販売されている（タバコ屋で売っている！）。
たばこの害など、このような写真を見るまでもなく喫煙者は当然知っている。だから大きなお世話。やめたい人はやめるだろう。実際、先進国では喫煙人口が減ってきている。このような警告表示はむしろ、タバコケース製造者との不毛な軍拡競争をあおるだけである。
*1:「禁煙セラピー」 isbn:4845405059 04.10.24椎名林檎もこれでやめたとは・・・http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041024-00000029-nks-ent
