プレゼンの出来

(おことわり:以下に有益な情報はありません。申し訳ない。)

 明日のプレゼンの準備をしようと思うのだけど、心に移り行くよしなしごとが多すぎて、まったく身が入らず、最小限の修正をしただけであとは成り行きにまかせることにする。こういうときはベッドに横になって落ち着こうと思っても、あまり思考が収束しない。邪念をゼロにしようとしてもなかなかうまくいかない。そういえば、お笑いグループのコントで「邪念がゼロになったらボタンを押す」という内容があって、深い感銘を受けた(= 笑った)。

 わたしのプレゼン・論文・申請書のわかりにくさは、もう前世でなにかの業(カルマ)を積んでしまったのではないかとしか思えないほどである。ときには人を不必要に苛立たせたと思う。そうするつもりはなかったのだけど、結果的にそうなってしまう。これは至らぬ点で申し訳ない。

 わたしのプレゼンや文章はいつかよくなる、と信じて、「わかりやすいプレゼン」「これでバッチリ、あなたの文章」「絶対とおるよ貴方の申請書」みたいな本を読みながら20年たったが、わたしの書くものは私の支離滅裂な思考体系を体現してして現れた実体であるので、諦めて自分の長所であるところを伸ばすしかないのだと悟りつつある。ただし、その"長所"は多くの人が共感しない部分であろうということも感じている。

 ただし、僕が以前に作ったプレゼンや論文の抜粋は、学生用に「こうやったらわかりにくくなる」という教材として使えているので(皮肉にも学生には好評である)、そういう意味ではなんらかの意味はあったのかもしれない。あの頃よりはマシになっているはずである。

 

f:id:spidermite:20100213224829j:plain

(再掲)

 

写真を投稿  

 写真を投稿
今月のファイル利用量 0%