わたくしはいっぱいいっぱいになり、越冬虫の調査にかこつけて、つい車に飛び乗って県外へ出てしまったのだ。
サンプリングの成果はたいしたことがなかった。いつかリベンジする。
帰りは蔵元に立ち寄って、実家用と自分用に何本か買った。ひとつは祝杯用で、アクセプトまで時間がかかると味が落ちていくという自分へのプレッシャーでもある。
その改訂は遅々として進まず。
湖畔でドングリを拾ってみる。アラカシとコナラとクヌギっぽいのが多い。クリも落ちてた。ヨメは数粒拾っただけだったが、私が「何をぼんやりしているのです!どんどんとらないとネズミに食われてしまう!」と叫んでついたくさん取ってしまった。
調査するわけでもないのに、習い性である。そもそもネズミと争う意味もないのだが、せっかくだから植えようと思う。これが全部育ったら大変なことだ。