講義の録音、編集ばかりです。ただ、今の季節は野外ではいい時期です。手にとって花の造形をみんなに見せたいけれど、なかなか叶いません。ホタルが増えてきたので、それが楽しみかな。2種類いるようです。
ありえないボケかたをしておかしな授業動画を配信してしまった。ごめんなさいをするしかない。なんてこったパンナコッタ。雨のせいだな、きっと。背伸びしすぎるのはよくない。しかし、「よくわかりませんでした」というアンケートが多かった内容を訂正したところで多分「なにを訂正したのかよくわかりませんでした」になるだろうから・・・やめよう。無益な思考だ。明日になればいい考えも浮かぶかもしれない。
この一週間ばかりあまり調子がよくない。無理をせずドライブとハイキングでもしてリフレッシュしよう。撮影用のスマホも持っていこう。動画を撮影し、ついでに授業も撮影し、前回の数式の間違いを大自然の前で正そう。家で編集作業をしよう。カップ麺を食べよう。
2020/05/17 香南市 イヌビワ雄株
ヨメが洗濯用品を買いたいという。いいんじゃないすか、と思って聞いていたら、それを使うと洗剤を入れなくてもよくなるらしい。そりゃ香料かなんかで誤魔化しているんだろうと思い、ネットで調べてみたら、マグネシウムの単体が入ったバッグであった。それは盲点すぎる。
商品の説明を整理すると、
Mg + 2H2O -> Mg(OH)2 + H2↑
Mg(OH)2 -> Mg2+ + 2OH- (二段階電離)
一方、洗剤もアルカリ性。
よってマグネシウムは洗剤になる。
Stoooooooop!
いやいやいやいや、論理の大ジャンプもさることながら、
H2↑ ←なにこれ
水素でちゃったらダメじゃね?ウェブサーチしてみたら、ご丁寧に触媒のクエン酸までついてくる商品もあった。たくさん水素がでるよ。やったね。
ヨメの話では周りみんな使っているという。匂いがつかないそうだ。はー。いつか火花が飛んで「ボン!」といかないことを願う。まさか大量には入れないとは思うが……。
ちなみに商品は50gで2,000円程度。マグネシウムの相場は純度によるがキロ3,000円くらいか。
アルカリ性でいいのなら、そんなまどろっこしいことはいらない。普通の人なら重曹とか、イラチな人は水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)を洗濯槽にぶち込めばよい。ただし一切責任は取れない。
ヤブニッケイの展葉
香南市 2020.5上旬
ワイドショーのコメンテータもいつまでもPCRを増やせ増やせと連呼しないで、あれだけの検体を96穴プレートでさばくのがクソみたいに大変な作業であること、そしてバカ高いキットを使うもんだってことをそろそろ報道しろよ。いい加減にPCR担当に自殺者がでるぞ。 私もずっと小規模な実験をするが、あれほど病む作業はないわ。十分な交代要員がいればいいけど。疲弊する前にどんどんポスドクを活用する仕組みを作るべき。できれば現金とっぱらい、プラス、ポスト登用あり。
だいたい、PCR数を増やすってなんだ。どうするんだ。いまはどこでもサーマルサイクラー稼働率は100%だろうから、例えば反応産物のサンプルだけでも外注して、例えばうちの遊んでいる機械で増幅確認をやればよい(PCR反応後に病原性はない)。もちろん、そんな打診はない(医学部にはあるのかも・・・いや紛失等もあるから考えにくいか)。そのかわり、ミスしても叩くなよ。増やしたんだから(・・・いや煽りではなく、精度の高い検査はいまの体制で限界だってこと)。機械と人を増やす。どうするのだろう。まさか今のままで倍やれってことかな。それじゃ戦時中となんも変わらない精神論じゃないか。
冷静に考えて、日本のコロナは沈静化しつつあると思う。少なくとも大発生はしなかった。その間PCRが十分でなかったとすれば、はじめから沈静化に十分なPCRなどいらなかったのだ・・・と言ったら暴論だろうか。でも僕は、PCR検査数が少ないこと自体が何故こんなに叩かれているのか本当にわからない。たしかに「必要な患者が検査が受けられない」のは問題だ。それは認める。だがTVを見ると、そこから「検査数を上げる」のが至上命題だという問題にすり替わっているように感じる。「感染者はもっといるかもしれない」。そのとおり。もっといる。そうでなければ集団免疫はつかない。日本人はいつまでもコロナにかかりやすい状態のままになる。ある人と話をしたら、検査してクロならそいつを隔離するというのだが、それはインフルエンザのウィルス保持者を全員隔離しろというのと似た発想ではないか。インフルだって命にかかわるぞ。
追記:計らずも「たかが検査」と言ったコメンテーターがいたらしい。もはや何をか言わんや。検査をなんだと思っているんだろう。
なんか最近怒ってばかり。
リーフマイナーでも見て心を癒やそう。
私はほとんど存じ上げないが、岡田さんという方が専門家としてテレビに出ていたらしい。
テレビに物申してもしかたないことだが、
岡田教授は「私が心配してますのが、この実効再生産数でございますけれども、4月10日の段階で全国0・7.東京都0・5ってことなんですね。ということは4月10日に緊急事態宣言して縛りをグッとかける前にもう1以下なわけじゃないですか。ってことは広がらないってことになる。じゃあ(緊急事態宣言)なんでかけたのっていうご質問が来てしまうと思うんですね」と指摘。
を読んで、「ん?」となった。どういう文脈でそう言ったのか知らないけど、「宣言をかけなければよかった」と言っているのか?後の資料で3月いっぱいまでは2前後で高止まりしていたのだから、緊急事態宣言かどうかはともかく強い規制をすることは妥当じゃなかったかな。
同じ記事で
そして、尾身氏が「クラスターと濃厚接触者で出した数値」としていたと言い、「まずはそういうアバウトなことではなくて、ちゃんと数値を出していただきたいと思います」と主張。・・・
説明のパネルもあったのかもしれないが、以下の資料1,2の東京と大阪のヒートマップ、移動率などを見る限り、最低限の説明は公開されているように感じる。少なくとも「アバウト」とは思えないし、当然数値も出している(全く関係ないが、夜の渋谷で70代どうしが出会う頻度が1割も増えているのは一体どうしたことだ。私の勘違いか?不思議)。厚労省のHPも確認したが、項目が多すぎて見つからなかった。
(1)新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言(5/1)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627254.pdf
(2)5/1専門家会議委員 記者会見資料
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627255.pdf
また、実効再生産数(ρ)は人同士が出会う頻度(∝人にうつす機会)が低くなれば減少するので、岡田さんの言うようにみんなが外出自粛すれば下がってくるのは当然である。ただし、解除したら出会いが増えて感染の機会が増えるのもまた予想できる。
PCRの実施率はρとは全く関係ないと思うのだが、これに関してはよくわからない。いまだに健康な人を検査してどうするのだろうと私は思っているので、なぜ推進されているのかわからない。しかも偽陽性や偽陰性があるならますます。推進するならまずワクチンではないか。ニュースや特集でもそこらへんの解説が足りてないような気がする。
話を戻して、この岡田さんという方を少し調べてみたが、コロナに関する彼女の見解を掲載したホームページや資料を見つけることはできなかった。
下の記事で今後を予測しているが、
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200430-04300056-sph-soci
その世界規模での「予測」を裏付けるものが数理モデルではないか。少なくとも、この方はデータに基づいた独自の目線を公に提供していないように思える。こういう根拠のない"憶測"はデマゴーグの温床になるので私は好きではない。
今日は在宅ストレスから少しヒートアップしてしまった。冷静にならなければ。
クールダウンを。
カナメモチ(バラ科)の花と新芽。来ているのはアオハナムグリか。
2020年5月 南国市
ウイルスに対する集団免疫を獲得するまで我慢しようみたいな話だけど、個々人にウイルスが暴露されないと免疫がつかないわけで、過密を避けすぎると感染は予防できる代わりに集団レベルではいつまでもアウトブレイクの危険が残るというジレンマにないのかな。あくまでモデルの話だけど。
ともかく、最近はどうやってゼミや講義、研究指導をしていけばいいのか途方に暮れている。頑張って動画編集もしているが、正直なところ教育効果は半分以下と感じている。放送大学みたいのはスタッフがいないと無理だし。いっそ動物園めぐりとか、ああそれも無理だ。淡々とやるしかない。
2020.4 香南市
ベニモンアオリンガと思われる。
珍種かと思ったらツツジの害虫でした。
チクショウ