今日の実習はほとんど講義で、最後のほうはとうとう頭が追いつかなくなって居眠りしかけたが、なんとかつつがなく終了。周囲と会話する気力もなく早々に退散する。
今晩はカップ焼きそばにありつけていくぶん調子が戻ってきた。
で、この晩餐の前、講義でウトウトしていたときに大変なことに気がついたのだな。慌てて紙をリュックから出して確認した。
・・・やっぱりだ。
よく見ると、帰りの国際線の乗り継ぎが1時間しかない。
大行列の税関、厳しすぎるセキュリティチェック、そして空港内の移動 ……うん、絶対無理だな。これは。
HAHAHA
痛えよ!
痛すぎるよ!
これに乗れないと日本国内の移動もキャンセルになるんだよ。
選択肢
- このまま何もせず、いちかばちかに賭ける。失敗したら帰りのチケットを全て取り直し(+ホテル代?)。ただし、交渉次第ではあとの便にしてもらえるかも。
- 国際線よりいくぶん安い国内線に前日に乗り、空港周辺で前泊する。堅実一路だが、果たして得しているのかどうか。
- 国際線の便を取りなおす。1と似ているが、1では当日便が満席になっている可能性もある。しかし、この選択肢はまだ早い気がする。
- 保険でなんとかならんかなー
- もういいわ。明日考える。
ゲーム理論のごとき conflicting な状況である。私の人生経験が正解は5だと言っている。森山直太朗も歌っている。
どうにかなるさとおどけても どうにもならないこともある
これじゃまるでピエロか占い師 子等の放った御影石
いやしかし、今回の海外はいつにも増してヒドすぎる。旅慣れているつもりだったが、どうやら自惚れだったらしい。次回から旅行に行くときはきちんと調べよう。当たり前か。
生きとし生けるすべてのものに 注ぐ光と影
花は枯れ大地はひび割れる そこに雨は降るのだろう
考えてみればそもそも、乗り継ぎの前に復路の搭乗手続きをしているのだから、救済措置はあるはずだ……と信じたい。ここらへんを電話で問い合わせたいが、日本のような丁寧な対応は全く期待できない。いや、丁寧な対応をされても聞き取れないだろうな。
やれやれ焦ったな。今日はシャワー浴びずに寝るか。
フルブライト奨学金のフルブライト氏はこの大学の出身で、アパートの裏の墓地に眠っている。芝生の上を蛍が舞う。