平均値

無事に出産できたことを大変感謝している一方で、新生児を平均値に近づけようとする医療関係者の圧力がすごいことを日々実感している。正直、これにはあまり感謝できない。

 

一回に与えるミルクが 20 ml 多いとか、

一日で見ると〇〇 ml 多いとか、

体重が平均値より〇〇g 多い、あるいは少ないとかね。

 

慎重に言葉を選べば、馬鹿、なんじゃないかな、と思う。

ただの愚痴になるのでこれ以上言うのはよすけど、表現型値が平均から1σか2σ程度しか離れていないお子さんを持つお母さんがたを混乱させるようなことはやめたほうがいいと思う。

  

なろうと思えば多分なれたけど、医者にならなくて本当によかったと思っている。向いてない。

 

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(再掲)

 

 追記:

ただし、医療統計には舌を巻いた。

エコーで胎児の形態形質を何か所か測定して、「あなたの子供は〇月〇日に〇gで生まれますよ」と言われて、ほぼそのとおりになったときは感激した。どういう予測モデルなんだろう。

ちなみに私の計算では、子供は 48 kgで生まれるはずだった。おそらくどこかで間違えたのだろう。