今回は学内ぎょーむでどーにも忙しくなってしまったので、小集会のみの参加で勘弁させてもらった。
小規模な人数で、40分くらい自分の興味をしゃべらせてもらいました。
質疑もおもしろかったし、あらためてみんな興味をもっていることって違うんだなと実感した。
プレゼンとしては話があちこちdisperseしてアレすぎたと思うけど、これも私らしくて、これはこれでよかったんじゃないかと思う。
じつは控え室でプレゼン完成して見なおしたとき、ちょっと涙したんだよね。こんなことは初めてで、ここまでマニアックなこと15年も続けて、その間いろいろあって、「僕なりに」一段落つけられたと実感して心の琴線に触れたんだな。
研究やってて、そんな経験って一生にあまりないだろうと思う。小規模でも自分の興味をずっと続けて、こういう気分になるってのは、たぶん他の職業ではあまりないんじゃないだろうか。そういう意味で、研究者でよかったと思った。
それがプレゼンだとなんでかグダグダになってしまうんだな(笑)。たぶんもっとうまい人だったらすんげー面白い話になっていたはずだと思う。いろいろ損してるよね。
これで私の取り組んできたことは一段落ついて、40までにまったく違うアプローチをしてみよう気分にもなってきている。いっそ材料をおもいっきり変えてみてもいいかもしれない。
懇親会の席で、憧れだった季節適応の大家のTS先生に「やったことを思い出で終わらせてはいけない」「若いうちにたくさん恥をかきなさい」「ネガでも書ける大きな意味のあるテーマを」と言われた。大きなテーマかどうかともかく、やったことはどんな結果でも遅かれ早かれかならず書くように努力してるし、(恥もかいてるし、)これからもそうありたいと思う。