Coming Soon!!!

とか書いてあって
何年も更新がなかったりする。

ああ、なんか・・・飽きたんだな
という感じがして
なんともいえない寂寥感を味わう。
これはたまたま廃村を見つけてしまったときの心境に似ているのかもしれない。

私だけかと思ったら、そういう「廃墟」の愛好家が相当数いる事を最近知った。
(web廃墟というらしい・・・秀逸なネーミングである。検索すればいっぱい出てくる)

Web廃墟を束ねた廃墟マニアのサイトもあるが、
管理人が飽きたらしくてそこがまたweb廃墟と化していたりする。
そこがやがて別の廃墟マニアに束ねられる。
ロシアの入れ子人形マトリューシュカを連想させてまた不思議な感覚なのだ。
これは他の種類の廃墟では味わえない、ネット上だけの不思議な感覚だ。大切にしたい。
そのうち世界web遺産プロジェクトとして立ち上がるだろう(もうあるのかな)。
百年が過ぎて管理人がとっくにこの世からいなくなっても
その人が作った html が残っていたらそれはすばらしいことじゃないだろうか。


とりわけ移ろいやすいネットの世界でこういう愛好家(マニア)がいるということを知ると、まだまだ世の中には捨てたものではないと思う。