優良講習

 
ということで、警察署の裏の交通会館で講習を受けてきた。
いまや絶滅危惧種となったOHPがまだまだ現役で、衰退期のかなり後のほうまで粘って使っていた僕はちょっと感慨深かった。
 
講習内容の要約

前半部
・70才以上になったら高齢者講習が必要。75才以上になったら講習予備検査を受けること。ボケてないかってことですよ。とっても面倒になった。
・昔は山道のカーブではクラクションを鳴らせという看板があったけど、最近はあまり見かけなくなった。パッシングをして対向車に知らせるようにする。法律には定められてないけど。
・免許証にICチップがついた。暗証番号がついて本籍地の記載がなくなった。暗証番号はいつ使うか。事故のとき?いいえ必要ありません。身分証明に必要?いいえ必要ありません。サラ金です。
 
後半部
・(興奮してきて土佐弁でまくしたてたのでよく聞き取れず)
・ 曲がるときウインカーを出す距離。ご存知ですよね。30m、30m、30m。もう馬鹿かと。阿呆かと。教本であまりに30mを強調しすぎていて最近の人はそればっかり。減速することがおろそかになっている。車が増えた現代では30mでは遅すぎる。曲がる100m手前では減速してウィンカーを出してください。
・新しい免許がまだ来ていない?じゃあちょっとこの写真を見てください(1951年)。昔は、はりまや橋の周辺はのどかなところだった。これ、この写真では車が4台しか走っていない。この銀行の建物は今は道の向かい側に移っている。あ、免許が来た?

 
おおむねこんな感じだったと思う。
我ながらよく覚えていて満足(いろいろツッコみたいところはあったけど)。
これからは道を曲がる100m手前ではウィンカーを出すようにしよう。
 
それより大学近くに10m間隔で2つ信号機がある交差点、あれはすごく危ないと思うよ(手前が黄色点滅、向こうが赤)。こっちに赴任した当時はいつも急ブレーキを踏んでいた。
 

 
ところで、根本的な疑問が残っている。
昨年秋に交差点の一時停止を無視して派手な横転事故を起こした僕がなぜゴールド免許なのだろう。
法律ってふしぎ。