数理モデルのTNさんと打ち合わせ。福建省のダニ発生のシミュレーションについて。実験屋には常識的なものが、モデルを組む人はなかなかわかってもらえなかったりする(ケタを間違えたりする)、そうな。
 
TNさん (ホワイトボードにまとめながら)「おおっ、これだったらこことここがいらんから・・・じゃあ、単に連立微分方程式でいけるんじゃないの?」
私 「はあ、まあ、そういうことになりますかねえ。」
TNさん 「じゃあ、組んで」
 
私 「・・・俺が・・・ですか。」
TNさん 「俺は無理。限界を超えている。明日から出張。」
 
・・・というわけで、また仕事を引き受けてしまいました(いま考えると、教授とTNさんの共謀な気がする)。竹林のダニの個体群動態について、Mathematicaでプログラムを組むということで、話が落ち着きました。なんとか懸案事項を1つ解決。話し合い自体はわずか30分でありました。案ずるより生むがやすしきよし
 
帰り道、私とTNさんが歩いているとき、私が
「あっ!」
と叫んだ。
私   「思い出した。」
TNさん 「なにかね?」
私   「うちにはMathematicaがありません。」
TNさん 「・・・すごいことを思い出したものだね。」
 
普通は話し合いの途中で気づきそうなものだ。まあ、なんとかなるでしょ。Rで組めるかな。この機会にCでも勉強しなおしますか。以前はポインタであえなく討ち死にしたけど。