実験のあとハウルを見に行くつもりだったが、すごく混雑しているようだったので来週以降にすることに決める。昨日図書館で借りた山村則男の数理本を読んでいると、5時半ごろO氏にバトミントンに誘われた。会場が北九条小学校だったのだが、この小学校、何を隠そう私の出身校である。私のいたときは創立80周年だったが、いまは百何周年かだ。卒業から20年近くもたったのか。同級生のほとんどは消息が知れない。僕からゲームウォッチを取り上げた奴はいまごろどうしているのか。担任の先生は何年か前、児童買春で黒いリストに名前を残した。おばあちゃんがやっていた駄菓子屋はマンションになった。友達の住んでいた裏路地も駐車場になった。時は確実に、残酷な速さで過ぎたのだ。