science

 自殖の進化

http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20041220k0000m040022000c.html シロイヌナズナが世界中に広まったのは更新世の氷河期の後なんだ。言われてみれば被子植物が繁栄するようになったのは新生代なんだから当たり前か。自家不和合が祖先形質…

Predator-induced behaviour shifts and natural selection in field-experimental lizard populations Losos JB, Schoener TW & Spiller DA. Nature 432:505-508 行動の進化は形態の進化よりも先に来るという説がある。つまり、生物が新しい場所に適応する…

 吉村さんの講義最終日:周期ゼミ

アメリカには周期ゼミがいる。周期ゼミとは13年や17年のサイクルで大発生を繰り返すセミのことだ。私は知らなかったのだが、13年ゼミも17年ゼミもそれぞれ3つ程度の種の総称であり、それらの種は互いに地理的分布が異なっている。面白いことに、祖…

 吉村さんの講義続き

午前中は残念ながら起きられず。動的計画法の考え方を自分の研究を引き合いにだして論じたらしい。行動生態学では期待適応度の最適化という考え方をよく使うが、人間の行動の場合は「効用」の問題があって期待値では論じられない。たとえば100%の確率で一億…

 スギヒラタケ

毒があるとかで大騒ぎになってる。どんなもんか知らなかったけど、映像を見たら、京都の大文字山でスギの倒木から生えていたアレじゃないすか。うまそうだけどね。(04.11.30追記) http://www.asahi.com/science/update/1129/001.html 人間の摂取量の10倍相…

繁殖戦略の数理モデル (動物 その適応戦略と社会)作者: 山村則男出版社/メーカー: 東海大学出版会発売日: 1986/06/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る感想: この本は動物の繁殖戦略をゲーム理論で解析する試みである。繁殖にかかわる行動…

酔っぱらって検索かけたら708件もヒットした。 google:研究者の悩み朝永振一郎の日記より(あるサイトより拝借)。天才でも悩むことは凡人とそんなにかわらんということか。 十一月二十三日 ゆうべは、ねどこへ入ってから色々なことがあたまに浮かんで困った…

Jeremy N. McNeil氏の講演

アメリカ大陸で渡りをするヨトウガの話をしてくれた。研究しているうちに、プエルトリコで採集した個体群の遺伝子頻度が、ほかの場所で採集されたものと全然違うことがわかった。調べていくとホストレースになっているらしいのだが、それを維持しているのは…

2156年まで生きてみたい

2156年の五輪で女子の優勝記録は8秒079となり、男子の優勝記録8秒098を追い抜くと予測された。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040930-00000436-reu-spo asahi.comの記事を見ると、直線回帰で予測しているように見えるのが気になる・・・。こ…

茶の湯の進化

『茶道所作の系統進化』 生物の科学 遺伝 2004年9月号:98-103 http://www.shokabo.co.jp/iden.html 眞岡哲夫 茶の湯にはいろいろな流派があり、手順や行為(所作)が互いに異なる。この茶の湯の所作の時間的変化には、生物の進化との類似点があるという。…

私のプログラムにはぎっしり赤マル印がついているのだが、実際に聴いたのは数講演のみ。午後は実験でほとんど聞けず。 無理 あるお方、パワーポイントを使用して講演していたのだが、途中のスライドが1枚抜けて、内容を口頭で説明していた。まあよくある差し…

シラミとチャタテムシの意外な関係

核の18SrDNAを用いた分子系統によるシラミの系統推定。現在チャタテムシ目とされているものは、シラミ目のあちこちから派生する側系統群であるらしい。また、ハジラミ類の一亜目とコナチャタテ科が姉妹群である。これらのことから、シラミ目は多系統群で、寄…

卵泥棒のカエル

Post-mating clutch piracy in an amphibian Vieites D. R., Nieto-Roman S., Barluenga M. et al. Nature (2004) 431: 305-308 ヨーロッパアカガエル(Rana temporaria)のオスは、他のペアによって作り出された卵塊を"略奪する"という習性をもつことが明ら…

論文紹介

The evolution of trade-offs: geographical variation in call duration and flight ability in the sand cricket, Gryllus firmusRoff, D. A., Crnokrak, P. and Fairbairn, D. J. J. Evol. Biol. (2003) 18: 744-753 トレードオフ自体が進化するか、とい…

子育てをしていた恐竜?news@nature.com 2004/9/8

中国で恐竜の巣(?)の化石が発見された。親と子の骨がしっかり化石になっている。 34匹の子が見えるらしい。鳥類と比べれば、One clutchだとしたら34匹というのは相当な数だ。ソースはこちら http://www.nature.com/news/2004/040906/full/040906-9.html