学生の進路を聞くと本当に公務員志望が多い。そのうち公務員だらけになって会社で働く人がいなくなり、ギリシャのように破綻するんじゃないかと憂う。バブルのころは考えられなかったことだろう。
それはそうと、学生と話していて山登りもまたしたくなってきちゃったよ。
しみじみ山道をひとり登るのが楽しいよね。"孤独のグルメ"の登山版みたいなのがいいかなと。ときどき動画配信で山登りの動画を見ています。
最近山に行くと人が多いよね。あまり整備されているのは好きじゃないなあ。
こういう本はうまい人がますますうまくなり、そうでない人や興味ない人はそのままだから、全体の分散を大きくする方向に作用するだろう。
でもこ○れ論はいい本だから読んだほうがいいね。
愛嬌がある。時々近所に来て愛想を振りまくので、通学中の子供達にも人気だ。近くに巣があるはずだが、見つからない。
取材は初めてだったので緊張しました。
テンションがダダ低くて申し訳なかったですが、おかげで地方紙ならではのいい記事にしてもらいました。
ナナフシ食われ子孫繁栄!? 高知大チームが米国の学術誌発表|高知新聞
その他、国内外のwebサイトやSNSなどでも多数紹介してもらいました。共著者の方々ともども、誠にありがとうございます。
元論文はこちら
https://esajournals.onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/ecy.2230
内容はあちこちで紹介されているので割愛します。評価の声がある一方、木の枝のカムフラージュで鳥から防衛しながら、鳥を利用して分散するというのがイメージしにくいという指摘をいくつか頂いています。もしステージによって防衛戦略が違っていたら面白いですが、まだその前にも解決しなければいけないことがいろいろありそうです。
いずれにせよ、これを機会にナナフシに興味を持つ人が増えれば嬉しいです(直翅類の中でもナナフシの文献は少ない……とくに日本産のものは)。
ともあれ、院生のF君の力が非常に大きかった研究でした(当初は成果が出るかどうか半信半疑でしたが、結果は立派でした)。次は自分の実験材料で取材を受けたいですね。
倒れました(汗)。仕事に穴をあけてしまって本当にすみません。このところ快調だったので油断していました。
出産イベントもあり、半年以上通院をさぼって服薬していなかったのがいけなかったみたいです。思えば小さな不安発作も増えていたし、3月の学会のテンションもちょっと変だったかもしれません(その節はご迷惑をおかけしました)。
いまは順調に回復してきており近日復帰予定ですが、皆さんもお気をつけくださいね。
本当にやっかいな、長い付き合いです。
無事に出産できたことを大変感謝している一方で、新生児を平均値に近づけようとする医療関係者の圧力がすごいことを日々実感している。正直、これにはあまり感謝できない。
一回に与えるミルクが 20 ml 多いとか、
一日で見ると〇〇 ml 多いとか、
体重が平均値より〇〇g 多い、あるいは少ないとかね。
慎重に言葉を選べば、馬鹿、なんじゃないかな、と思う。
ただの愚痴になるのでこれ以上言うのはよすけど、表現型値が平均から1σか2σ程度しか離れていないお子さんを持つお母さんがたを混乱させるようなことはやめたほうがいいと思う。
なろうと思えば多分なれたけど、医者にならなくて本当によかったと思っている。向いてない。
(再掲)
追記:
ただし、医療統計には舌を巻いた。
エコーで胎児の形態形質を何か所か測定して、「あなたの子供は〇月〇日に〇gで生まれますよ」と言われて、ほぼそのとおりになったときは感激した。どういう予測モデルなんだろう。
ちなみに私の計算では、子供は 48 kgで生まれるはずだった。おそらくどこかで間違えたのだろう。
赤子が泣きわめいて手がつけられなかったので、ためしに講義のリハーサルをしてみたらあっという間に寝てしまった。
複雑な気持ちである。
さて学生の発育実験もひとまず終わりそうなので年間世代数でも計算させてみますか、ということでweb上のツールを探してみたら、なかなかこれといったものがない。あった、あった。これ使おう、と思ったらパスワードを要求される。入会せよとな。まあ、公式なものじゃあ、お金を取られるのは仕方がないよね。
意外とないものですねえ。論文を読んでみたけど、この計算法は学生にはわからないですよこれ(自分でも相当怪しい)。もうざっくり平均値ベースでいいか。気温が低いときはだいぶ過少推定になりそうだけど。
私がちまちまコーディングするのは地獄を見るだろう。バグった脳髄からはバギーなプログラムしか出てこないに決まっている。誰か誘ってみるのか?
再掲